あとがき。 〜 コンテンツ作成の経緯&後日談



このコンテンツは、はじめのページでも記している通り、'10年8月の“卵巣腫瘍”発覚から、同年11月の入院&手術を経て、無事退院に至るまでの経緯を、当時メインサイトに設置していた先代の日記より加筆修正のうえで転載したものとなっております。

当初は、持病の股関節疾患ページ作成で培ったノウハウを活かして、この卵巣腫瘍についても自らの体験で得た知識や情報をもとに、解説ページめいたものを作ってみようかとも考えたのですが、耳慣れないマイナーな股関節の持病と違って“卵巣腫瘍”の場合は、なにせ広く知られる婦人科疾患の代表格なので、判りやすく解説されるWEBページもたくさん見付かるし、患者さん自身が作成されるサイトやブログなども内容的にも充実したものが多く、これから情報収集される患者さん達もネットで得られる情報には、きっと事欠かないと思われるし、婦人科疾患歴の浅い自分が解説ページを作る必要性までもないかと思い留まったわけでした。

ただ、ブログ形式にはしていなかった先代の日記の場合は、1記事ごとにURLが発生するわけではないので、更新を重ねるごとに古い記事は過去ログと化してトコロテン式に下へ押し出されて、やがてネット上から消滅してしまうんですが、せっかく執筆した貴重な経験談ですし、このまま過去ログと化して消えてしまうのは勿体無いので、何らかの形でメインサイト内に残したいと思い立ち、“回想録”としてのコンテンツ化に至りました。

さて、同年12月下旬の某日、退院後2度目の婦人科検診にて“病理検査”の結果が判りまして、手術で摘出した卵巣腫瘍は、“良性”だったそうです(嬉)。術前のインフォームド・コンセントの際には、怖いお話もたくさん聞かされていただけに、ほんとうに安心した次第でした。(´▽`)ホッ

話が少々前後しますが、12月頭に舞姫は目標だったジャズダンスのスタジオへの復帰を果たすことができました。自分は、既に40代半ばの高齢ダンサーです。たとえ身体能力の回復が比較的に早い“腹腔鏡下手術”とはいえ、そう簡単にリカバリーはできないであろうと予測し、焦らずじっくり時間を掛けてリハビリに努め、当初は翌年の1月くらいからのレッスン復帰を考えていました。ただ、幸い術後の回復は順調で、退院後1ヶ月満たないスタジオ復帰に至りました。

無論、自身も予測していなかった早期復帰を実現させたのは、本来であれば婦人科疾患とはそれほど関わりが深くないであろう持病の股関節疾患リハビリ通院で培った知識やノウハウであったことは、言うまでもありません。スタジオから離れていた間の自分を支えたのは、週1回のリハビリ通院&自宅での“在宅リハビリ”。幸い、2年間の通院でリハビリの基礎知識や要領などは既に身に付いていたし、理学療法士の先生の適切な指導で術後のリハビリにも迷わず取り組むことができました。持病の股関節疾患のリハビリ通院での経験が、今回は活きました。これがなかったら、退院しても自分は何をどうすればいいか判らないまま路頭に迷っていたかもしれないし、お腹の殆どを占拠するほどに巨大化した腫瘍を、身体能力の回復が早い“腹腔鏡下手術”で摘出してくれた婦人科の主治医の先生の努力も、自分は無駄にしていたかもしれないです。

ただ、この“卵巣腫瘍”に伴う貴重な経験において、自分にとって真の到達点は、次に舞台に立つ時。これを果たさないことには、本来なら開腹手術を避けられなかった筈の巨大腫瘍腹腔鏡で摘出してくれた婦人科の主治医の先生の努力も、術後の舞台復帰を目指す自分のためにリハビリ指導に尽くしてくれる整形外科の理学療法士の先生の努力も、すべて水泡と化します。

ちなみに、次回の婦人科検診は'11年6月。現時点で、この“あとがき”を執筆しているのが同年元旦なので、半年後ですね。このまま元気な身体を維持し続けることができれば、たぶんその頃はスタジオで、毎年恒例の夏の某公演('10年の「思い出ドキュメント」は、こちら)の稽古の真最中。きっと、本番も押し迫って稽古も架橋に入っている頃な筈。退院直後に誓った「真の到達点は、次に舞台に立つとき」という目標を果たす直前に、婦人科の主治医の先生と再会できることになるので、自分としても感慨無量です。なお、この目標を無事に果たすことができたら、そのときにはこのページに追記として書き添えたいと思います。♪

《'11'7'9追記》
去る’11年6月下旬の某日、半年振りの婦人科検診で、かつて入院生活を過ごした懐かしい総合病院へ、久し振りに出掛けまして、主治医との再会を楽しんで参りました。この日に行われたのは、問診やエコー検査など。左側の卵巣は残したので、もしや自分の気づかぬうちに再発なんてことも無きにしも非ずかとも思ったのですが、幸い結果は良好で、婦人科的な異常は特に確認されず、自分も安心した次第です。次回の婦人科検診は、取り合えず1年後にということに決まったのですが、もし何か気になることがあれば、「いつでもおいで♪」とのことでした。

《'11'10'9追記》
おかげさまでその後も体調は良好で、去る’11年8月28日(日)、夏の公演『ジャズダンス・ナウ』(「思い出ドキュメント」は、こちら)にて、舞姫は復帰後の初舞台を迎え、退院直後に誓った「真の到達点は、次に舞台に立つとき」という目標を、成し遂げるに至りました。そして現在スタジオでは、毎年恒例の秋の発表会の稽古中。ちなみに会場は、昨年と同じ森林の劇場。入院&手術の直前だった当時「もう二度と戻ってこれないかもしれない」ことを覚悟したあの舞台に、舞姫は再び立ちます!(無事終了しました。「思い出ドキュメント」は、こちら

最後に、疾患発覚から現在に至るまで、自分を支え励ましサポートに尽くしてくれた、家族や友人達、婦人科の主治医&助手の先生、入院時にお世話になった病棟の看護師さん達、疾患発覚時に適切に婦人科へ誘導してくださった内科の先生、術前&術後のリハビリ指導に尽くしてくださった整形外科の主治医&理学療法士の先生達、そのほかたくさんの人達に、心から感謝したいと思います。ありがとうございました。m(__)m






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