思い出ドキュメント … 当時の「お気楽日記」より転載および加筆修正
T-WORK スタジオ・パフォーマンス vol.1 @2010年4月25日(日)


★10年4月25日(日) スタジオが“小劇場”と化した日。♪

お楽しみのスタジオパフォーマンス、本番当日でございます。いつもの舞台であれば劇場入りのときは、衣装やら舞台メイク用具やら諸々のグッズで、夜逃げするが如くの大荷物になるのですが、きょうは普段のレッスンと同様にシューズとお稽古着さえ用意すればいいだけなので、楽チンな半面なんだか妙な感じがします。無論、きょうの行き先は劇場ではなく、通い慣れたジャズのスタジオです。

スタジオに到着すると、鏡張りの壁沿いにパフォーマンススペースを残し、前方には座布団代わりのストレッチマットが、そして後方にはパイプ椅子が並べられ、フロア内は既に“小劇場”状態と化しておりました。きょうはここに、舞姫が籍を置くレギュラークラスのほか、ビギナー&ミドルクラスも、主婦層が中心の朝クラスも、ジュニアクラスの子供達も、そして本部スタジオのみならず、市内に点在するオープンクラスの生徒さん達も、一堂に集結します。当然この大人数では、狭い玄関に全員の靴を並べられるスペースはないので、きょうは出演者各自ビニール袋を持参で靴は自己管理です。

倉庫を改装した平屋建てのこのスタジオは、ビルのテナントとして入居するスタジオと比べて、フロアも広く開放感に満ちているのが自慢ですが、それでもこれだけの人数が集結すると(出演者だけで、100名を越えます)、かなり人口密度は高くなります。企画が起動した当初、一般のお客様にも鑑賞して頂く予定だったものの、この状況ではお客様を招き入れることは困難との判断から、やむなく一般のお客様の入場をお断りする旨が本番2週間前に決定したことは心苦しい限りでしたが、この判断は賢明だったと思います。着替えの手間を省こうと思い、お稽古着を着用の状態で大胆にも自宅を出掛けた舞姫ですが(上からコートを羽織ってしまえば、目立ちぁしません)、これも正解でした。更衣スペースも、出演者達の荷物で溢れる状態と化し、とても狭いです。

なお、舞姫は仕事がお休みの日には化粧をする習慣がないので、例によってノーメイクで自宅を出掛けたわけですが、今回は内々のスタジオライヴということで舞台メイクは当然ナシなので、舞姫の約20年の舞台人生で初めて“すっぴん”で本番を迎えることになります(爆)。いつもの舞台と違って、雰囲気も開演前から至ってなごやか。さてアップでも…と思ったところ、故マイケル・ジャクソンの「Heal The World」がフロア内に響き、鏡張りの壁の前で、数名のチームメイト達がプリエ(Plie:膝を曲げる動作。クラシックバレエやジャズダンスにおける基本技法の一つ)を始めたので、ここへ舞姫も合流させてもらうことに。そうこうするうちに開演時刻も近づいてきたので、股関節疾患持ちで座敷席が苦手な舞姫は、取り合えず椅子席へ付くことに。

まずはH先生&K先生から、上演時間中の注意事項などの“前説”があり、その後は3名のチームメイト達に、司会進行が任されることに。なお、当日のプログラムは3部構成で、ちなみに舞姫の出演するレギュラークラス3作品が各部に1作品づつ配分される形になるのですが、まだ作品の“上演順”は決まっていません。なんと、この場で“くじ引き”で決めるんです(爆)。各作品のリーダーが客席前に横一列に並んでくじを引き、この結果こともあろうにH先生振付のレギュラー作品が第1部の1番目に決まってしまい(汗)、わらわらと舞姫もチームメイト達と一緒に所定の位置に付き、心の準備もそこそこにトップバッターを務める羽目に…orz

その後も、舞台はリラックスした雰囲気で進められていきます。第2部まで終わった時点で、一旦ここで代表者のT先生から総評があり、日も暮れて外も暗くなってきたので、小学生以下の子供達はここまでで解散。順次、帰っていく子供達を見送ると、第3部の開演。ここから先は、“オトナの時間”です。ちなみに、舞姫が稽古中すっ転んで“尻餅”事故を起こしたレギュラー某作品は、この第3部に入りました。幸い、すべての作品の上演が無事に済み、終演後はフロアに並ぶストレッチマットや椅子などを皆で片付けて、随時解散となりました。

自分の出番以外の時間を客席で過ごした今回のスタパですが、やはり他クラスの作品は興味深かったです。毎年秋の発表会でも、本人の出番に支障のない範囲で、出演者も客席でゲネプロ(ゲネラールプローベ“Generalprobe”の略。本番と同じ舞台を使用し、舞台進行・照明・音響など本番と同様にし、出演者も本番と同じ衣装を着用し舞台メイクを施し、客席に観客がいる想定のもと、すべて本番とまったく同じ条件で通し稽古を行うこと)鑑賞可ですが、いちど劇場入りしてしまうと、実際は衣装の着替えや舞台メイクなど諸々の準備に追われてバタバタと時間が過ぎてしまい、他クラス作品までゆっくり鑑賞できる余裕は作れないことが多いんですよね。なので、今回は舞姫も客席に座っている間は、すっかり“お客さん”状態と化して楽しませて頂きました。

なお、これ後日談なのですが、今回のスタパで初めて本部スタジオを訪れたオープンクラスの生徒さん達が、本部スタジオの暖かくアットホームな雰囲気に、いたく感激してくださったのだそうで、この話を聞いて舞姫も妙に嬉しく思った次第です。次の機会には、スタジオならではのアットホームな空間に、ぜひ一般のお客様もお呼びできればいいな〜と思います。♪


★10年4月24日(土) みなさんに、重大なお知らせがあります!(爆)

きょう午前中は、舞姫自身は作品には非出演の、バラードクラスの稽古に参加しました。月水夜のレギュラークラスの稽古終了後、バラードにも籍を置く数名のチームメイト達がバラード作品を自主稽古する姿を眺めているうちに、振付から漂ってくる懐かしいT先生の“匂い”にそそられ、いまから作品に加わるのは無理としても振付だけでも教わりたい…と、約2年振りにバラードクラスのレッスンに復帰したのが1ヶ月前のことでしたが、あしたのスタパ本番が無事に終了したら、レギュラーでも夏の某公演(告知を掲載しております。→こちら)の稽古が徐々に本格化してくると思いますし、当分の間はまた舞姫もレギュラークラスの活動に専念するつもりなので、きょうを最後にバラードクラスのレッスンとは、しばらくお別れです。

H先生の先導で簡単にウォームアップを済ませると、さっそく稽古へと移ります。例によって、つかつかと事務室からフロアへと出てきたT先生ですが、稽古を始める前に、「みなさんに、重大なお知らせがあります!」…本番目前にして何だろう?と思っていたところ、「あしたは、いよいよ本番当日ですが、みなさんの“本番”は、たった1回しか、ありません!(爆)」…いったい何を言い出すのかと思ったら…(笑)。いえ、悠長に笑っている場合では、ありません。

これは無論、今回のスタパに限ったことではなく、すべての舞台における共通項ですが、言うまでもなく“本番は一発勝負”です。稽古のときは、通し稽古や部分的な踊り込みなどを繰り返すうちに徐々に調子が上がってきたりするものですが、本番当日の舞台は1回っきりですから、一発目で自分の納得のいくパフォーマンスができるよう、モチベーションを高めていなければ当然ダメです。そして、本番の舞台で100%のパワーを出し切るためには、稽古の段階で120%くらいの力を出してなきゃいかんということです。今回のスタパでは、諸事情により一般のお客様の入場をお断りすることになってしまいましたが、たとえ内輪の勉強会的なイベントであっても、いい加減なパフォーマンスを披露するわけには、いかないわけです。

そんなわけで、気持ちを引き締めて稽古へと突入したわけですが、本番前最後の稽古日ということで、きょうは立ち位置や移動経路の確認などの“場当たり”的な練習に大半の時間が費やされたため、このバラード作品には非出演の舞姫は殆どの時間を見学することになりましたが、T先生が稽古を進める様子は客観的にもとても興味深く、舞姫も終始退屈することなく過ごすことができました。

稽古を終えてスタジオを出ると、御用達の理髪店へと立ち寄り、本番前恒例のレディースシェービングをして頂きました。まぁ本番といっても会場はジャズのスタジオのフロアなので、舞台メイクをするわけではないのですが、すっきり爽やかな気分で本番の日を迎えるためには、このレディースシェービングを欠かすわけには、いきません。もうひとつの本番前の恒例行事(?)である“毛染め”は、木曜日に職場から帰宅後に済ませました。週末恒例の股関節の持病のリハビリ通院へも、金曜夜に行ってきました。これで、もう本番まで思い残すことは、ありません。(〃∇〃)

帰宅後は、洗濯大会の開催です。あしたの本番終了後に、多量の洗濯物と格闘する気力なんぞ残ってぁしないので、きょうのうちにこの厄介な洗濯物をやっつけておくのが得策です。洗濯大会終了後は、干した洗濯物で万国旗状態と化した部屋であしたの持ち物の準備…といってもスタジオライヴだから、通常の舞台と違って、衣装も舞台メイク用具も不要なわけで、普段レッスンに行くときに持参するお稽古着とシューズさえ用意すればいいだけのことなので、至って楽チンなのですが…準備の途中で、はたと舞姫の手は止まってしまいました。「お稽古着…なに持って行こう?」(?_?)

いえね、“お稽古着”=“衣装”という話は、このスタパの企画が持ち上がった時点で既に決まっていたことですし、舞姫も本番当日の服装については、な〜〜〜も考えてなくて、いつものように適当に見繕ってバッグに詰めて持って行くつもりでいたのですが、つい最近になってレギュラークラスの若いチームメイト達が「本番、なに着て行こう?」なんて口々に言い始めたんですよ。スタジオの歴史始まって以来、初のスタジオパフォーマンスですからね、たとえ普段と変わらぬお稽古着といっても、みんなそれなりに当日のコーディネイトを楽しみながらあれこれ思案している様子です。

それで、よほど舞姫も気分転換におニューのお稽古着でもあつらえようかとも思ったのですが、やっぱり普段のレッスンで着慣れているもののほうが、本番でも納得できるパフォーマンスができそうな気が自分はしたので、結局おニューを買うのはやめたんですよね。ただ、自分も優柔不断なので、手持ちのブツのなかから何を着て本番を迎えようか…と、前夜にして迷ってしまったわけですが、考えた挙句、上半身は“ドラゴンボール”の黄色いTシャツ、下半身は無難なユニクロの黒パンツにすることに。よーし、あしたはこれで“かめはめ波”を打つゾ!楽しくベストパフォーマンスができることを願って、今夜は寝ます。では、おやすみなさい。(-_-)zzz





2010年終了済み公演へ


過去の舞台記録indexへ


「舞台情報」へ戻る